日本の森林を守り育てながら、森林組合はさまざまな事業を手がけています。 |
樹木は住宅資材や紙の原料として、私たちの暮らしになくてはならない存在です。良質な木材を安定的に生産し供給することは、いうまでもなく森林組合の大きな役割のひとつです。
さらに、加工分野でも森林組合が一定の役割を果たしています。普通の製材工場では加工できない細かい間伐材(抜き切りした材)の加工も、森林組合の仕事です。
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畑の作物もそうですが、良質な木材を育てるためには人手を加えてやる必要があります。
森林組合では木材の販売収入で、植林をはじめ、下草刈り、枝うち、間伐など、森林の保育管理を行っています。また、種子を採取して苗木を育て、計画的な森林づくりに支障がないように、たえず備えています。
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そのほか、せっかく育てた森林を災害から守るために、森林保険を取り扱っています。森林が火災や気象災害などの被害にあったとき、荒れた森林をそのまま放置することなく、迅速に健全な森林に復旧させるよう、万全の措置をとっています。
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