森林組合について
JForest福岡県ビジョン2030
全国統一目標
スローガン
地域森林の適切な利用・保全と
林業経営の更なる発展に向けて
我々森林組合系統は、厳しい林業経営環境において、地域の森林を守り育て、組合員の経済的社会的地位の向上に取り組んできました。令和6年度より森林環境税が広く国民から徴収される中、地域の森林整備の主たる担い手として、森林環境譲与税の活用に協力しつつ、引き続き適切な森林の利用・保全を通じて森林の持つ公益的機能の維持・増進を図り、SDGsの達成に貢献していきます。その上で、先人たちが植えた人工林が成熟期を迎えた今こそ、森林組合系統を挙げて、持続可能な林業経営を通じて、以下の3つの課題に全力で取り組みます。
私たちが取り組む
3つの課題
- [運動期間]
- 令和12年度末まで
-
組合員サービスの向上
組合員の意向が多様化している中、協同組合として組合員に対して「何ができるか」を考え、実践する。組合員サービスの向上をとおして、組合の安定経営を目指し、組合員への一層の利益還元を実現する。
-
働く人の所得向上
・就業環境改善他産業との賃金格差や労働環境等の課題がある中、内勤職員・現場技能者について所得の向上・労働安全衛生対策をはじめとした就業境改善を進める。
-
事業拡大・効率化による
経営の安定戦後造林した人工林が成熟期を迎え、森林環境剰余税や森林経営管理制度、森林組合法改正などの新たな仕組みが始まった中、林産・販売事業の拡大やICTの活用を含めた効率化を進め、安定黒字経営を実現する。
JForest
森林組合綱領
私たち森林組合は、地域の森林管理主体として、地域の森林を協同の力で育て守り続け、森林環境保全と林業発展を通じて、地球温暖化防止へ貢献するとともに、水源の保全、国土の安全、健全な森林環境と良質の木材を国民へ提供しながら、健康で安心、豊かな住生活を支えていくことを使命とします。
私たち森林組合の組合員・役職員は、こうした使命を自覚し、協同組合運動の基本的な定義・価値・原則(自主・自立、参加、民主的運営、公正、連帯等)に基づき行動します。そして、地域・全国・世界の協同組合の仲間と連携し、平和とより民主的で公正な社会の実現に努めます。
このため、私たち森林組合の組合員・役職員は、次のことを宣誓し、責任を持って行動します。
JForest 森林組合綱領
- 一、森林の恵みに感謝し、地球環境保全のため、豊かな森林を未来に引き継ごう。
- 一、森林を守り育て、林業と山村を活性化しよう。
- 一、JForest森林組合への積極的な参加によって、協同の力を発揮しよう。
- 一、自主・自立、民主的運営を基本に、開かれた組合経営を目指そう。
- 一、協同の理念と誇りある仕事を通じて、共に生きがいを追求しよう。
この「森林組合綱領」は私たち福岡県森林組合連合会の事務所にも掲示しています。目指すべき活動指針として常にこの綱領に立ち返り、組合員全員が同じ方向を向いて進んでいけるよう日々心がけています。